2014年11月19日水曜日

財政 考



QE 3

米国においては
不動産市場活性化と、雇用の安定という二枚看板をうたい文句に進めてきた
米国FRBの不況打開策 「QE3」ですが、2014年10月29日議長声明として
これの終了を発表しました

米国FRBが
リーマンショック以降のダメージ打開策として、QE1、QE2、と打ち出してきた、
一環としての「QE3」でした

今回、これを鑑みます

【QE3】
QE3スタート年月は
2012年9月12日・13日の両日、連邦公開市場委員会FOMCの後、発表されました

スタート年    スタート月    スタート日
2012年(辰)  9月(酉)    12日(子)

 4 9 2    3 8 1    3 8 1
 3 5 7    2 4 6    2 4 6
 8 1 6    7 9 5    7 9 5

 X6       X2・X3    X3・X8

多面体ですからいろいろな表情を現してきますが
その「一面」を捉えてきますと、このスタート年月には


J-4-3-3    E-9-8-8    G-2-1-1         
新規雇用問題       住宅投資熱        不動産業全般充填         
推進            てこ入れ        補強
H-3-2-2      A-5-4-4    C-7-6-6
不動産活性化       雇用問題           財政投融資
てこ入れ                    バランス調整
D-8-7-7      F-1-9-9       B-6-5-5
住宅金利優遇      遊休地再開発      雇用促進企業優遇措置


というおもわくが隠された面もあるわけです
つぎに

〈QE3の月波動〉をとります
2012年09月~12月 4酉・4酉
2013年01月~04月 5戌・3申
2013年05月~08月 6亥・2未
2013年09月~12月 7子・1午
2014年01月~04月 8丑・9巳
2014年05月~08月 9寅・8辰
2014年09月~12月 1卯・7卯
2015年01月~04月 2辰・6寅
2015年05月~08月 3巳・5丑
2015年09月~12月 4午・4子
・・・
・・・

この波動より推察すると、
QEシリーズは一旦冲作用による、
小休止模様ですが二者択一様相です

現在、新たな難題に向かっております
QE全体は今後も4弾・5弾と継続していかざるを得ない

いずれにしても我が国の異次元輪転機も、発動が遅れれば稼働が難しい
ところではありました

こんどは時間をさかのぼり
QE1のスタート時を鑑みます

【QE1】
新札輪転機 、QE1発動は2008年11月となっております

 2008年   11月

 9 5 7   2 7 9           
 8 1 3   1 3 5
 4 6 2   6 8 4

 X5・X6   X1・X2  ▲8

盤面に隠された「一面」を捉えるならば

J-9-2     E-5-7    G-7-9
地方就労者      経済界管理    不動産業界
集注         法制化       財政投融資

H-8-1     A-1-3    C-3ー5
建設業界    未知への突入    財務の集注管理
なんでもアリ                      財政管理

D-4-6    F-6-8    B-2-4
建設業界      建設業界    不動産業界
マクロ融通性    権限集注      国家お墨付き


このような一面もあります
あくまで盤面の一面としての意味合いのものです

これをQE1にとらわれずに単なる局所場としてみれば
C場には『電力料金の再調整』 的な意味合いもあるわけです

また、
H場には、『漁獲量の改正』 的な局所場側面も出てくるわけですし、
H場にも 、『次世代に対応可能な改革を推し進めようとする国家構想』 としての
グローバルな意味合いまでも存在するわけです

〈QE1の月波動〉を取ります
2008・11~2009・01 3亥・3亥
2009・02~2009・04 4子・2戌
2009・05~2009・07 5丑・1酉
・・・
・・・
2014・05~2014・07 7酉・8丑
2014・08~2014・10 8戌・7子
2014・11~2015・01 9亥・6亥
2015・02~2015・04 1子・5戌
2015・05~2015・07 2丑・4酉
2015・08~2015・10 3寅・3申
2015・11~2016・01 4卯・2未
2016・02~2016・04 5辰・1午
2016・05~2016・07 6巳・9巳
2016・08~2016・10 7午・8辰
2016・11~2017・01 8未・7卯

2014年10月時点は「8戌・7子」のクロス期です
始めたものが、一応の休止期・Fでもあり、同時に新たな出発・Hでもあります
来年2015年「3数寅・3数申」波動期には、QE4準備期、、、場合によっては
再稼働に、入ります、、、何事か火種がおきているようです
2016年には、年初より問題噴出の様相、、、、


【FRB】
つぎに米国、連邦準備制度理事会FRBの成立年月と、現議長との兼ね合いを
鑑みます

1913年   12月
成立年    成立月

4 9 2   6 2 4
3 5 7   5 7 9
8 1 6   1 3 8

X2      X2・X9   ▲9

A-5-7、D-8-1
国内全体の金融バランス管理
G-2-4
不動産流通保護
E-9-2
保護法制化
C-7-9
バランス管理のための、強引な財政投入・保護法制アリ
労務、雇用、それにかかわる雇用法制、インフレ推進、

現在のFRB議長就任は2014年2月1日となっております

議長     議長
就任年    就任月

5 1 3   1 6 8
4 6 8   9 2 4
9 2 7   5 7 3

X7      X8    ▲3

FRBのE場、G場に刺激を与えてしまいます
不動産市場バランスに欠ける法制とかそれにかかわる議長発言、
雇用推進に水を差す政策とかそれに類する言動、、、
これは同時に海外との貿易軋轢も表面化させやすい

QE3の終了は2014年10月ですから

終了年   終了月

6 2 4   1 6 8
5 7 9   9 2 4
1 3 8   5 7 3

X3・X9   X1・X8   ▲4   

議長決断は、
7数午年時間帯でのQE3終了 ですから、
さらなる輪転機の稼働が必要になりやすい様相であることを、
FRBの「C-7-9」が暗示しているようです

また、
10月の停止は2数戌月ですから、
不動産、労働雇用などの保証問題を引き起こしてきやすいことも、
FRBの「E-9-2」、「G-2-4」 が、暗示している様相

〈終了時点からの月波動〉を取りますと
2014年10月~2015年03月 2戌・2戌
2015年04月~2015年09月 1酉・3亥
2015年10月~2016年03月 9申・4子
2016年04月~2016年09月 8未・5丑
2016年10月~2017年03月 7午・6寅
・・・
・・・

QE3終結の効果?降下は、来年4月頃より徐々に加速します
本格的には10月秋からでしょうか

つぎにFRBのS波動をみていきます

〈FRB成立年のS波動〉
1913年~1917年 5丑・5丑
1918年~1922年 4子・6寅
1923年~1927年 3亥・7卯
・・・
・・・
2003年~2007年 5未・5未
2008年~2012年 4午・6申
2013年~2017年 3巳・7酉
2018年~2023年 2辰・8戌
・・・

「3数巳・7数酉」時間帯では
2016年にはFRBへの負荷が増大します
2018年からは2014年10月の出来事が、大きく蒸し返してきます

現在、好景気に沸いている米国ですが来年度以降ターニングポイントに入ります


以上、