2016年6月28日火曜日

異次元緩和とマイナス金利




世界情勢が邪魔をしてなかなか時代にマッチングしない様相ですが
わが国の経済を支えている二枚看板としてのものです

今回、
これを観ます







辣腕をふるう日銀総裁は黒田東彦氏です
1944年10月25日生れ

1944年生まれですから「9数申年」うまれの、10月は「8数戌月」生まれと成ります
年盤を観ていきます

1944年申    10月戌

 8 4 6     7 3 5
 7 9 2     6 8 1
 3 5 1     2 4 9

X3・X4      X2・X7

世情の金融把握に特異なものをお持ちのことが、J場ー8-7で理解できますし、
A場ー9-8 からも、改革能力の高さがうかがえます

世情の流れを読んでの今改革案ですから
現時点での異次元緩和失敗評や、マイナス金利否定論ですら、
まだまだアベノミクス崩壊などと云う、確定でもありません


【異次元緩和】
2013年4月3日~の政策決定会合ですか、、、、、開始されました

2013年    3月節

5 1 3    9 5 7
4 6 8    8 1 3
9 2 7    4 6 2

X7       X3・X6    ▲2

【マイナス金利】
2016年1月29日よりスタートしております
年は前節としてよむことになりますから、2015年節としてみます
地数年1月ですから、8数年8数月となります

2015年    1月      陰数理

7 3 5    7 3 5    2 7 9
6 8 1    6 8 1    1 3 5
2 4 9    2 4 9    6 8 4

X2       X2       X1・X6    ▲6


この二つを、見回してみると

異次元緩和自体は非常に優秀な質を持ち合わせているが
マイナス金利稼働時間帯とのかね合いが悪すぎる

「万全を期しての施錠をほどこしたのちに
だれの手にも掛からぬように穴に
鉛を流し込んだようなもの」 で、
当事者でも手の施しようがない

また、異次元緩和のみにすればよいという考えが出てきますが
後戻りができない状態です、その意味でどちらの決定案も完了したわけです

黒田氏に自信があれば、一旦ふりだしにもどし、仕切り直しののち大胆な一手が、
打てる時間帯ですが、その自信がおありでしょうか


時間的には今年の秋、9月節より黒田氏の生年月時間帯が廻ってくる10月節の、
二か月間のあいだに、画期的な政策案を打ち出すことが出来る人です
新たな一手を打つ「力」がありますし、それだけの有能さを持ち合わせています
ここは傍観しているときでも、静観している場合でもない攻め時です
ここが最後の試金石となります

また

安倍氏との関係において、黒田氏に一任しているのか、口を出しているのか、、、
によっても差異が出てきます、、、ここは一任でしょう
他の日銀理事でも、他の総理でも難しい
安倍&黒田以上のコンビが
組めるのだろうか







日本は過渡期にはいります

以上、




2016・7・3  追加
  10ポイント以上の優勢を伝えられてのヒラリー・クリントン氏ですが、
  ここえきてFBIからの3時間30分の事情聴取という話
  最終戦までもちこたえられるのだろうか、難しい



2016・7・20  一部追加
  


2016・8・15  追加
  ダウ工業株30が、やっとのこと18000ドルにのせてきた今、
  500ドルの底上げで息切れしている米政府、、、
  ほつれが見え隠れする



2016・9・20  追加
  米国商務省指標に消費者動向の具体的なかげり
  労働省指標が国民生活から浮いてしまっている
  FRBの強引な動きが来月以降みられれば失速、
  ランディング地点を見失うことになる



2016・11・10  追加
  米国大統領選は壮絶 、マスメディアまで巻き込んだ陰惨な事案でした
  日本にとっては一息 
  米国にとっては国内の分裂の始まり
  それでも中国の覇権はない
  これから、「無血革命」と「血なまぐさい革命」を目のあたりにしていくが、、、



2016・12・4  追加
  今は為替動向に左右されず、わが国の株価を抑える時
  このままでは次期大統領の意識が「大幅な関税」として日本に向かってくる
  民主党のような露骨に日本をターゲットにする指針はなくとも、
  共和党としての進む道は日本の進む道とは正反対の方向性をとっていることを
  認識しておかなくてはいけない、、、、



2016・12・19  申し送り
  いいタイミングで利上げに踏み切ったイエレン女史
  何事かあればトランプ氏になすりつけられる絶妙のタイミング










  
  
  












2016年3月24日木曜日

米国経済推移 考



方向性考察

「記述仕様」に適しているのか、とも思いますが、いろいろと
米国の経済推移を考察しておりますから
今回もこのブログを開きます


【国政】
始めに世間を賑わしている予備選より垣間見ます
沢山の政党を有する米国ですが、おおむね二大政党に集約されております

米国民主党:1825年(7数酉年)結党

1825年

6 2 4
5 7 9
1 3 8

X5・X9


米国共和党:1854年(9数寅年)結党

1854年

8 4 6
7 9 2
3 5 1

X4・X6


波動を観ていきます

〈米国民主党〉 
1825~31  7酉・7酉
1832~38  8戌・6申
1839~45  9亥・5未
・・・・
・・・
2000~06  5戌・9申
2007~13  6亥・8未
2014~20  7子・7午 ・・・・冲
2021~27  8丑・6巳

現在、「冲」の時間帯です

〈米国共和党〉
1854~62  9寅・9寅
1863~71  1卯・8丑
1872~80  2辰・7子
・・・・
・・・
1998~06  7午・2戌
2007~15  8未・1酉
2016~24  9申・9申 ・・・冲
2025~33  1酉・8未

現在、同じく「冲」の時間帯です

静態盤より鑑みると、
国土の豊かさ、経済的成長を国民が望む場合は民主党を選択する条件が色濃く、
精神的支柱を求めてくる時には共和党を選択する様となる

逆転発想のようですが、国民が協調を求める場合は民主党となり、
国土の再生期、育成期になると共和党を選んでくる、ねじれ現象でもあるようです

動態盤を含めて観ると
共和党が「異常な熱気を帯びる時間帯」には、分が悪い民主党ではあります、、、、
また、「本来の姿」に、たちもどるとき力を発揮するのも民主党です


今回の選挙はどちらが勝つのでしょう

不明な点もありますが
国と党の波動でザックリ傍観すると、
米国の今後のためには下支えする民主党がよいのですが、、、、
どちらが政権を握っても、米国の大転換となることを指し示している
それでは日本にとってどちらが国策にかなうかと云えば、共和党でしょうか

今回の場合

万一、民主党政権成立の場合、日本は相当辛い憂き目をみることになります
アべノミクスどころの騒ぎではない、異次元緩和も危うくなる
株価下支えや為替緩和をしてるより共和党で
あることを願うことです


方向性としては、IMFが『しわ寄せを日本に押しつけてくる今後』 に共通し、
わが国政府に対しては国民の貯蓄も吸収する方向にむかわせるし、
2016年現在は、円高で一致している様相

 
【国勢】
党が、どちらに流れるかも大切ですが、その先、米国はどうなるのでしょう
現在の国勢は見かけとは異なり、ますます弱まっております
そこに決定打となる出来事を起こしてくるのが、
これからの大統領と云うことでしょうか


これは行動を起こしてくるから成る、とはかぎらない

米国を観る場合、合衆国ですから複合性がある
・合衆国憲法始動年より観ていく場合、
・9つ目のニューハンプシャー邦批准より観ていく場合、
・合衆国大統領初就任から観ていく場合、
・独立宣言日より観ていく場合

それぞれに使いこなす必要があります
今回いくつかピッアップします

*独立宣言より

独立宣言:1776年7月4日

1776年   7月(6月節)

2 7 9    3 8 1
1 3 5    2 4 6
6 8 4    7 9 5

X1・X6    X3・X9

〈米国独立年波動〉
1776~78  3申・3申
1779~81  4酉・2未
1782~84  5戌・1午
・・・
・・・
・・・
2001~03  6亥・9巳
2004~06  7子・8辰
2007~09  8丑・7卯
2010~12  9寅・6寅
2013~15  1卯・5丑
2016~18  2辰・4子
2019~21  3巳・3亥

製造業、貿易収支など劣化の進行、
雇用統計は良いはずなのに、労働問題も現れ始めている
泥沼のTPPに、、、2019年以降には国内テロを抑えるのが難しい
国勢?!国政の二分化 「2辰・4子」が、始まる
様相


*初代大統領就任より

初代大統領就任:1789年4月30日

1789年   4月

6 2 4   4 9 2
5 7 9   3 5 7
1 3 8   8 1 6

X5・X9   X6

〈初代大統領就任波動〉
1789~95  7酉・7酉
1796~02  8戌・6申
1803~09  9亥・5未
・・・
・・・
・・・
1999~05  1卯・4卯
2006~12  2辰・3寅
2013~19  3巳・2丑
2020~26  4午・1子

2016年の波動期は順流3巳・逆流2丑となります
表向き破局性はないように見えて、この年月盤では3数は
H場ーX5-3 と重なりますから順流3数には破局性があります
そのまま、合衆国建国年月1776年7月4日の年月盤
H場ーX1-2とも、同じH場で共鳴しています

つぎに

また、大統領就任波動3数巳は、合衆国建国年3数とA場で共鳴しやすく、
合衆国年月盤J場ー2-X3 を、3数つながりで現象化させようとします

さらに

2019年はC波動3数亥年ですから、ここにも
アメリカ合衆国建国年3数とも、
大統領波動数3数とも、
中心A場で共鳴がおこります

このことは

大統領就任波動3数巳から観ておりますから、大統領の意向で現象化
させてしまうことになる破局性です
内容としては、海外派兵、貿易ルールの捻じ曲げ、テロに対する
無差別重爆撃、地域一掃の掃討作戦、歯止めのきかない弾圧と狂気


*NYダウ工業30種成立より

経済を観ておりますからこの観点からも観る必要があります
NYダウ工業株価が使用されたのは1928年となっております

1928年

1 6 8
9 2 4
5 7 3

X3・X8

〈NYダウ30波動〉
1929~33  2辰・2辰
1934~39  1卯・3巳
1940~45  9寅・4午
・・・
・・・
2000~05  8辰・5辰
2006~11  7卯・6巳
2012~17  6寅・7午
2018~23  5丑・8未

2018年あたりから数年、投機色が強い不安定要素が続き、
国と企業と投資家を交えた三者攻防、相当のタカリが群がる

それでは中国が世界の中心なのかというと、こちらはこちらで
分裂、内乱、粛清、、、、’20以降、相当の難民が我が国へ流れ込みはじめます

難しい時代ではあります


以上、




2016・4・1 「あとがき」
 『初代大統領~』のところで、年月盤において H場ーX5-3 と同座で重なり、
 3数がX5数の破局性を帯びるという表現があります
 対象規模が大きくなるほど、破局の振幅規模も大きくなりますから、
 破局数理と同座するだけで、その影響も重大性がでてきます


2016・4・6 「追加」
 4月3日付ワシントン発のロイターによると、共和党候補トランプ氏が、
 米国の深刻な国情について発言しています
 人物は不評のようだが、エコノミストやアナリストに欠けている、
 体験からくる精度の高さを感じる


2016・4・23 「追加」
 あと一息なんですけどね、「ダウ工業株30」も18000ドルになると力を失いますね
 トランプ氏の発言どおりなのかもしれませんね、危ないところかもしれません
 米国の下支えをしている関係国も、梯子を外されかねない
 何もかも失う方向に向かう、かもしれない


2016・5・18 「一部追加」


2016・5・20 「追加」
 Bloomberg に、日経動向が’07~’08にかけての
 リーマン期に類似との見出しを思い出してみた
 数理的には「’07」も「’16」も同一軌道
 、、、、未然の場合もあるし、序章の場合もある
 
 ~合衆国の話


2016・6・1 「追加」 
 リーマン前夜の【リスクがある】 という安倍氏の先見性、
 【そんなことはない】 だろうというユーロ勢、、、、、
 G7サミットのゆくえは米国が利上げに踏み切ればすぐに判ること、落日です

 ~イエレン女史の話


2016・6・20 「追加」
 為替・株価の下支えも、たいがいにしないと、世界からの集中砲火を被る
 今、速やかな方向変換が必要だし、黒田マジックが陰り出してから
 では、遅すぎる

 ~日本の話