2017年5月25日木曜日

企業 考




牛乳といえば明治乳業、お菓子と云えば明治製菓といわれるくらい、なじみ深い
両メーカーですが、いつのまにか明治ホールディングスに統括され、
傘下にくみこまれて名称も昔のモノと成っております

今日、販売されていたスナック菓子【カール】が東海圏以東での製造販売中止
という情報が入ってきました、、、、今回この案件を考察してまいります


新製品とか、新しい方向性を求めるとき、企業がしでかしてしまう悪い癖の一つに、
研究開発畑何十年とか、マーケティング暦数十年といったカビの生えた連中の
あたまをひねり出してくるところに、企業の末路を感じます

この業界では、新商品開発やニーズ調査には、まだ会社に洗脳されていない
入社1~2年の新入正社員の投票により決めるべきもので、この危うく見える方法、、、
これにより商品開発の方向性も決めてくる、、、ベテランが出る幕はそのあと
実践開発とサポートです、、、、ましてや社長の一言など、出る幕もない
温かい目で見守りながら、どのようにこれを活かすかです

よって

派遣社員や契約社員など非正規社員が多い企業体には、「明日」はありません
これは会社選別するときの学生さんたちの選択肢としても利用できるものです
おのずと企業の将来は量り知れてくるものです



【明治ホールディングス】

明治の乳業と製菓を統括していたのが明治ホールディングスです
明治ホールディングスの設立が2009年4月1日と成っておりますから、
ここから見ていきましょう

2009年    3月節

1 6 8    6 2 4
9 2 4    5 7 9
5 7 3    1 3 8

X8       X9     ▲4

となります
ここへ、繰り込まれたのが明治乳業と明治製菓です、これもみていきましょう

明治乳業:1917年12月21日

1917年    12月

8 4 6    9 5 7
7 9 2    8 1 3
3 5 1    4 6 2

X3・X4    X5・X6   ▲5


明治製菓:1916年10月9日

1916年    10月

7 3 5    4 9 2
6 8 1    3 5 7
2 4 9    8 1 6

X2       X4

となってます
どちらも(株)明治 と、Meiji Seika ファルマ(株)に商号ですか、名称変更・
グループ再編をしております、2011年4月1日のことです
統括企業としては明治ホールディングスが2009年4月1日に誕生して
おりますから、約2年のあいだ上図の関係が続いたわけですから、
おいしいところだけ持っていっている感のある企業体が、この中に誕生したわけです

数理的にみると、明治製菓・8数に対し、
明治ホールディングス・2数が入り込んできたわけです
しかも、2009年 (2数丑年)に組み込まれております

いずれにしても、この2009年より2011年までの刺激的な一時期を経過して、
つぎのステージにふみこんで来ている様相

こんどは
再編された、(株)明治と、M・ファルマ(株)をみていきましょう

(株)明治 : 2011年4月1日

明 治
8・8 / 16 画 / 7数

2011年    3月節    変化数

3 8 1    3 8 1    2 7 9
2 4 6    2 4 6    1 3 5
7 9 5    7 9 5    6 8 4

X3・X6    X3・X6    X1・X5    ▲2

*通常数理と異なり、現象が多発化してくる数理構成です

販路拡大に苦労しやすいところが見受けられます、原因は母体からの締め付け等、
行動規制が強いところ、産みの苦しみをつねに背負わされている様相、、、
企業体自体の体質は良質ですから、母体となる、HD を下支えしているかたちです
HDを解体してくると、さらに成長著しくなるように見受けられる同社です


Meiji seika ファルマ(株): 2011年4月1日

Meiji Seika ファルマ / 28+18+7 / 53画 / 8数

Meiji Seika  Pharma / 28+18+30 / 76画 / 4数

2011年    3月節    変化数

3 8 1    3 8 1    2 7 9
2 4 6    2 4 6    1 3 5
7 9 5    7 9 5    6 8 4

X3・X6    X3・X6     X1・X5   ▲2

海外に進出するとき、いろいろな難題が出てきやすい、、、、
これはHD主導によるところのもの、、、、HDは枷になっております
Meiji・P (株)の単体としての企業体質は良質です

ここで二つの業態をみていきますと

同じ年月に成立した企業体でも、それ以前にある前身が違うわけですから、
企業体質も状況もかわります
これは、親が違えば、子供の生年月が同じでも、質が違ってでてくるし、
同様に同じ親から生まれても、生年月が異なれば、此れもまた質が違うわけです
この時代、この理がわからない、、、、、


つぎに
お菓子のカールがこのブログ発端となっておりますから、これも鑑みましょう

カール:1968年7月25日発売

1968年    7月

5 1 3    4 9 2
4 6 8    3 5 7
9 2 7    8 1 6

X7・X9    X8

となります

発売開始当時における、明治製菓の命運を託されていたことが、
年月数理より理解できます

つぎに波動をとります

1968~1973 6申・6申
1974~1979 7酉・5未
・・・
・・・
2004~2009 3寅・9寅
2010~2015 4卯・8丑
2016~2021 5辰・7子

となります
現在の波動盤も観てみましょう

順5数辰    逆7数子

4 9 2    6 2 4    
3 5 7    5 7 9
8 1 6    1 3 8

X6       X2・X9

となります
ここよりみると2016年より頭打ちであるようです
永年にわたり明治製菓を明治製菓たる所以とした「カール」ではありますが、
その名声をささえてきたのは、明治製菓の設立年月とカールの発売開始年月の
関係に、秘められたものがあるようです

同時に、製菓部門を引き継いだ(株)明治よりみれば、「カール」は破局数その物
ですから、明治製菓を引き継いだ、2011年以降、その売り上げに
陰りが見え始め、縮小をきめたのも理解できます

波動から見れば

6数申年に発売開始のものが、波動数 「順5数辰・逆7数子」 となる、
三合水局(申・辰・子)の時間帯には、商品販売縮小となっております

昔から、理が解らないままに三合時間帯を利用して、物事を成就させようとする
機運がありますが、失敗例には事欠きません

一例としては、世界一の規模を誇るといわれる中国三峡ダムがあります
風水を読み、暦を観ても、、、、現在でも、難しい局面にあります


以上、



あとがき 
   愛し慈しんでくれた親も、老いさらばえた今日では、子供の足手まとい
   にしか見られない、この時代の思考や事の運びに寒々したモノを感じる
   なくすべきものは『カール』ではない、、、、
   ここに、数年のうちに舵取りは難しくなるHDの姿を観る