2015年2月15日日曜日
経済指標 考
米国雇用統計
一国の国勢を推し量る経済指標のなかに、雇用統計があります
米国においては毎月6日前後の金曜日に、発表されているようです
これら経済指標により、米国の今後の展開が把握できるものなのか、
そのなかでも、労働省非農業部門雇用統計を中心に鑑みます
*商務省
前身は商務労働省です
発足は1903年2月14日
発足年 発足月
3 8 1 2 7 9
2 4 6 1 3 5
7 9 5 6 8 4
X3・X6 X1・X9 ▲2・▲1
【1903年波動】
1903~1906 4卯・4卯
1907~1910 5辰・3寅
1911~1914 6巳・2丑
1915~1918 7午・1子
1919~1922 8未・9亥
1923~1926 9申・8戌
1927~1930 1酉・7酉
1931~1934 2戌・6申
1935~1938 3亥・5未
1939~1942 4子・4午
1943~1946 5丑・3巳
1947~1950 6寅・2辰
1951~1954 7卯・1卯
1955~1958 8辰・9寅
1959~1962 9巳・8丑
1963~1966 1午・7子
1967~1970 2未・6亥
1971~1974 3申・5戌
1975~1978 4酉・4酉
1979~1982 5戌・3申
1983~1986 6亥・2未
1987~1990 7子・1午
1991~1994 8丑・9巳
1995~1998 9寅・8辰
1999~2002 1卯・7卯
2003~2006 2辰・6寅
2007~2010 3巳・5丑
2011~2014 4午・4子
2015~2018 5未・3亥
2019~2022 6申・2戌
2023~2026 7酉・1酉
2027~2030 8戌・9申
・・・
・・・
これは現在の米国商務省波動でもあります
1920年代前後における時代反転
1930年代前後の世界恐慌、金融恐慌
1940年代前後からの第二次大戦突入
1950年代の軍事特需
1960年代のベトナム戦争
1974年のニクソンショック
1975年フォード大統領時代の株価大底での株式方式転換
1980年代のレガノミクスの弊害とダウ平均上昇
1990年代のダウ平均株価急上昇
これを映像化しているようでもあります
現在の商務省の波動期は「5数未・3数亥」の波動期です
4 9 2 2 7 9
3 5 7 1 3 5
8 1 6 6 8 4
X8 X1・X2
時間的には、2010年までの破局期を通り過ぎ、
苦難の「4午・4子」波動である再出発を、くぐりぬけてきております
2015年よりは貿易収支の安定に目を光らせておりますが活力が弱い
商務省的には落ち着きを取り戻してきている時間帯ですが労働省とのバランスが
とりにくく舵取りに政府は苦慮しそうです
つぎに、
【1903年2月波動】
1903・02~1903・04 3寅・3寅
1903・05~1903・07 4卯・2丑
1903・08~1903・10 5辰・1子
1903・11~1904・01 6巳・9亥
・・・
・・・
・・・
2015・02~2015・04 1午・5戌
2015・05~2015・07 2未・4酉
2015・08~2015・10 3申・3申
2015・11~2016・01 4酉・2未
2016・02~2016・04 5戌・1午
2016・05~2016・07 6亥・9巳
2016・08~2016・10 7子・8辰
2016・11~2017・01 8丑・7卯
2017・02~2017・04 9寅・6寅
2017・05~2017・07 1卯・5丑
2017・08~2017・10 2辰・4子
2017・11~2018・01 3巳・3亥
2018・02~2018・04 4午・2戌
2018・05~2018・07 5未・1酉
2018・08~2018・10 6申・9申
2018・11~2019・01 7酉・8未
・・・
・・・
ここより観ると、2015年はすでに壁があります
商務省ですから新築住宅着工件数や小売売上、個人消費、の問題でしょうか
それとも対外的な貿易収支でしょうか、、、、いずれにしても、力強さがありません
*労働省
米国労働省として発足したのは、1913年3月4日になります
本来、商務省とは【車の両輪】の関係です
発足年 発足月
4 9 2 5 1 3
3 5 7 4 6 8
8 1 6 9 2 7
X2 X3・X7
【1913年波動】
1913~1917 5丑・5丑
1918~1922 4子・6寅
1923~1927 3亥・7卯
1928~1932 2戌・8辰
1933~1937 1酉・9巳
1938~1942 9申・1午
1943~1947 8未・2未
1948~1952 7午・3申
1953~1957 6巳・4酉
1958~1962 5辰・5戌
1963~1967 4卯・6亥
1968~1972 3寅・7子
1973~1977 2丑・8丑
1978~1982 1子・9寅
1983~1987 9亥・1卯
1988~1992 8戌・2辰
1993~1997 7酉・3巳
1998~2002 6申・4午
2003~2007 5未・5未
2008~2012 4午・6申
2013~2017 3巳・7酉
2018~2022 2辰・8戌
2023~2027 1卯・9亥
2028~2032 9寅・1子
・・・
・・・
「雇用統計」の一翼を担う、労働問題が姿をあらわしてきます
労働省は、
1998年より「6申・4午」の波動です
商務省のこの時期の波動は、
1999年より「1卯・7卯」ですから、労働省の活力が商務省のこの時期の、
破局性X1をカバーしているように見受けられます
このように【カップリング】されることで、性が合う・合わないや、年齢・所属に関係なく、
一組のカップルとしての運気も発生しますから、個別の運気を相互補填する
ことがあります
また、
2003年からを観てまいりますと、
労働省は波動順流で「5数未」となりますが、
商務省は波動順流で「2数辰」となりますから、
たがいの負荷を背負いこんで混乱期に突入しております
さらに、
2007年より「3数巳」波動となっていた商務省が、
2008年より「4数午」波動になった労働省に、
負荷の丸投げをして破局期に突入し、
以後、数年にわたる失業率を
産み出しております
今後を、
2015年段階で鑑みますと、「順流3数巳・逆流7数酉」の波動ですから、
労働省雇用統計的には充実してゆくようにおもえます
これが問題だし、それでも商務省の補てん
にまで届かない現実、、、
今回、ここにおいては策定しておりませんが
重要課題には国勢状態が大きく左右しますから、
その時代の国政波動との対比が最終判断のかなめとなります
つぎに、
【1913年2月節波動】
1913・02~1913・07 6寅・6寅
1913・08~1914・01 7卯・5丑
1914・02~1914・07 8辰・4子
1914・08~1915・01 9巳・3亥
・・・
・・・
・・・
2002・08~2003・01 5丑・7卯
2003・02~2003・07 6寅・6寅
2003・08~2004・01 7卯・5丑
2004・02~2004・07 8辰・4子
2004・08~2005・01 9巳・3亥
2005・02~2005・07 1午・2戌
2005・08~2006・01 2未・1酉
2006・02~2006・07 3申・9申
2006・08~2007・01 4酉・8未
2007・02~2007・07 5戌・7午
2007・08~2008・01 6亥・6巳
2008・02~2008・07 7子・5辰
2008・08~2009・01 8丑・4卯
2009・02~2009・07 9寅・3寅
2009・08~2010・01 1卯・2丑
2010・02~2010・07 2辰・1子
2010・08~2011・01 3巳・9亥
2011・02~2011・07 4午・8戌
2011・08~2012・01 5未・7酉
2012・02~2012・07 6申・6申
2012・08~2013・01 7酉・5未
2013・02~2013・07 8戌・4午
2013・08~2014・01 9亥・3巳
2014・02~2014・07 1子・2辰
2014・08~2015・01 2丑・1卯
2015・02~2015・07 3寅・9寅
2015・08~2016・01 4卯・8丑
2016・02~2016・07 5辰・7子
2016・08~2017・01 6巳・6亥
2017・02~2017・07 7午・5戌
2017・08~2018・01 8未・4酉
2018・02~2018・07 9申・3申
2018・08~2019・01 1酉・2未
2019・02~2019・07 2戌・1午
2019・08~2020・01 3亥・9巳
この波動が、米国労働者状況を反映しているのかは別として、
一時的には、雇用統計に2015年夏場、「影」を落としております
*労働省としての軌道の一面
今後の展開を観るなら、それにふさわしい時間軸を定めなくてはなりません
NYダウ平均株価が10年間で3、000ドル台より10、000ドル台に、
乗せてきたのは1991年4月節のことです
1991年4月の年月盤をみていきます
1991年 4月
1 6 8 7 3 5
9 2 4 6 8 1
5 7 3 2 4 9
X5・X8 X2・X9 ▲5
時間質では、「2数未年・8数辰月」となり、D場とG場において
「5数」がからみますから、時間管理の変革です
生産効率向上による時短
↓
労働時間短縮、
↓
非正規就労者増加
↓
作業効率化
↓
時間給による賃金カット問題
以上、時短につながる、それにかかわる諸問題の発生
この波動をみることは、
「時短問題」を鑑みることでもありましょうし、
労働者の「より身近な影響」を波動のなかに観ることにもなります
今年、2月発表の非農業部門雇用統計での結果発表では、
23万人見込みが25万7千人の結果と成り、上々の滑り出しです
今後の雇用統計の経緯を鑑みる意味でも、側面としての、
労働省の軌道の一面をみていきます
【1991年波動】
1991~1996 2丑・2丑
1997~2002 1子・3寅
2003~2008 9亥・4卯
2009~2014 8戌・5辰
2015~2020 7酉・6巳
2021~2026 6申・7午
2027~2032 5未・8未
・・・
・・・
この波動では、「労働不況が底」の時間帯です
さきほどの労働省の波動では、「労働力拡大期」 です
、、、、このギャップは何でしょう
つぎに、
【1991年4月波動】
1991・04~1991・11 8辰・8辰
1991・12~1992・07 7卯・9巳
1992・08~1993・03 6寅・1午
1993・04~1993・11 5丑・2未
1993・12~1994・07 4子・3申
1994・08~1995・03 3亥・4酉
1995・04~1995・11 2戌・5戌
1995・12~1996・07 1酉・6亥
1996・08~1997・03 9申・7子
1997・04~1997・11 8未・8丑
1997・12~1998・07 7午・9寅
1998・08~1999・03 6巳・1卯
1999・04~1999・11 5辰・2辰
1999・12~2000・07 4卯・3巳
2000・08~2001・03 3寅・4午
2001・04~2001・11 2丑・5未
2001・12~2002・07 1子・6申
2002・08~2003・03 9亥・7酉
2003・04~2003・11 8戌・8戌
2003・12~2004・07 7酉・9亥
2004・08~2005・03 6申・1子
2005・04~2005・11 5未・2丑
2005・12~2005・07 4午・3寅
2005・08~2006・03 3巳・4卯
2006・04~2006・11 2辰・5辰
2006・12~2007・07 1卯・6巳
2007・08~2008・03 9寅・7午
2008・04~2008・11 8丑・8未
2008・12~2009・07 7子・9申
2009・08~2010・03 6亥・1酉
2010・04~2010・11 5戌・2戌
2010・12~2011・07 4酉・3亥
2011・08~2012・03 3申・4子
2012・04~2012・11 2未・5丑
2012・12~2013・07 1午・6寅
2013・08~2014・03 9巳・7卯
2014・04~2014・11 8辰・8辰
2014・12~2015・07 7卯・9巳
2015・08~2016・03 6寅・1午
2016・04~2016・11 5丑・2未
2016・12~2017・07 4子・3申
2017・08~2018・03 3亥・4酉
2018・04~2018・11 2戌・5戌
2018・12~2019・07 1酉・6亥
・・・
・・・
この波動より、今後の商務省、労働省の展開を傍観しますと
2015年盤
7 3 5
6 8 1
2 4 9
X2
2015年度
世界的に観ても、国内では財政圧迫、不動産関連業種や建設関連業種の頭打ち、
不動産業・建設業債券デフォルト、関連株の連鎖など、建設業界全般に、
響いてくる時間帯ですから、米国内においても労働省の範囲をこえ、
商務省の経済指標に響きやすい様相
2016年度
前年度を引きずったまま続く、労働者からの待遇改善要求など内部要素も、
あいまって、国の産業構造改革に苦慮する産みの苦しみの労働省
渉外交渉をつうじて、活路を見出そうとする各省庁
2017年度
商務省においては前年度に続いての足踏み状態
労働省においては雇用統計に現れない問題に引き続き苦慮する時間帯
・
・
・
・
今回は、労働省および商務省をとおして、経済の流れの一部分を鑑みました
以上、
関連項: http://japanesemathematicalculture.blogspot.jp/