2017年4月19日水曜日

財閥解体




戦後において再び覇権を築いてくることを危惧した連合国側の協議により、
戦時下にはほぼ完成されたシナリオのとおりGHQ主導による
財閥解体は着手されたわけです

動乱の時代を生き抜き、今日においてもわが国の未来に
希望のあかりを灯しつづける企業があります
その企業と米国の関係を出来事を通じて
考察していきたいと思います


【財閥解体と時間帯】
はじめに日本における財閥解体時間帯をみていきます
内閣総理大臣勧告として9月6日発布、30日より始まっております

 1946年(戌)  9月(酉)

  1 6 8    3 8 1
  9 2 4    2 4 6
  5 7 3    7 9 5

  X1・X8    X2・X3    ▲1

この数理で見るべきことは
J場~ 貿易・交易の場において、X1数・X3数となり、
A場~2数・4数で細かい情報収集と流通詳細の把握、
B場~政治・政策の場において、3数・5数となることです
この3数こそ米国を示している数理です、、、、よって何のために財閥を解体するのか、
J場から中心A場、そしてB場に流れておりますから、わが国の管理をする、
それも交易、貿易など輸出入を通じて、〈派生〉した企業体への管理、
すべからく管理メッセージを送り続けやすくすること、
これらが第一義であるようです

海外交易においてその範囲内容以下をすべて米国審査のもと執り行う趣、から、
はじまっているようですが、今日、時代が変貌してきております

日本の製造能力に裏打ちされた技術力がもとめられている、米国だけではもう
どうにも管理処理できない時代にさしかかろうとしております

アヤをつければなんとでもつけられるもの、新機種MRJにかけられた枷こそ、
米国の最先端技術力をもってしても、どうにもならないその製造能力の劣化と
あせりより現れた行為といっても過言ではないでしょう

時代は確実に
かわりはじめているわけです


【三菱重工業と周辺環境】
こんどは日本企業から三菱重工をとりあげて、その環境をみていきましょう
創業、設立、社名変更、合併、解体、再統合、、、、変遷をとげておりますが、
一番大きな企業変遷は、1946年9月に始まった財閥解体で、それ以前の
軌道が全て消し飛んだ形です

かろうじて上場年月ですか、中日本重工時代の〈上場〉だけが、横滑りしている
ただ、そのまま分析しても、設立時間帯が崩壊しておりますから、
軌道が異なって現象把握ができない状態です

これを仕切りなおしますと、

設立年月:1946年09月30日

1946年    9月

1 6 8   3 8 1
9 2 4   2 4 6
5 7 3   7 9 5

X1・X8   X2・X3   ▲1

1946~1951  2戌・2戌
1952~1957  1酉・3亥
1958~1963  9申・4子
・・・
・・・
2000~2005  2丑・2未
2006~2011  1子・3申
2012~2017  9亥・4酉
2018~2023  8戌・5戌
2024~2029  7酉・6亥
2030~・・・

上場年月:1950年05月29日

1950年    5月

5 1 3   2 7 9
4 6 8   1 3 5
9 2 7   6 8 4  

X3・X7   X1・X4   ▲4

1950~1955  6寅・6寅
1956~1961  7卯・5丑
1962~1967  8辰・4子
・・・
・・・
1997~2002  4酉・8未
2003~2008  5戌・7午
2004~2009  6亥・6巳
2010~2015  7子・5辰
2016~2021  8丑・4卯
2022~2027  9寅・3寅
・・・

統合年月: 1964年06月01日
社名変更: 三菱重工業 / 3画12画9画3画13画 / 40画 / 単数4
        
1964年   5月節

1 6 8   8 4 6
9 2 4   7 9 2
5 7 3   3 5 1

X3・X8   X1・X4   ▲6

 数理反転

8 4 6
7 9 2
3 5 1

X1・X4

〈時間波動〉
1964~1969  2辰・2辰  
1970~1975  1卯・3巳
1976~1981  9寅・4午
1982~1987  8丑・5未
1988~1993  7子・6申
1994~1999  6亥・7酉
2000~2005  5戌・8戌
2006~2011  4酉・9亥
2012~2017  3申・1子
2018~2023  2未・2丑
2024~2029  1午・3寅

となります

幾つかの変遷は、企業が翻弄されての実情です
見るべきはGHQ指定の1946年(戌)と、
三菱重工業の再出発時間1964年(辰)とが、
冲作用を起こしていることで、自我の目覚めの時間帯を示しているし、
単なる、社名変更とか三社統合とかいう次元を超えて
数理に質変化をもおこさせております
1+9+6+4=2+0=2数辰 これを企業の潜在心といいます
何人が経営者と成ろうとも変えられるものでも、かわるものでもなく、
企業が成立した時点で、本来持っている軌道です
しかも、ただの2数辰ではないわけです

人材配置も、企業潜在心にそぐう人間のみが
ふるいにかけられ、選ばれ絞り込められていく
あるものは CEO / 3・5・6 / となり、
またあるものはCOO / 3・6・6 /  となっていく

その過程で、個人が発揮できる力は限りがあるもの
ふりかえればどうしてそこまでたどり着けたのか、本人すら解けない世界でしょう


【日本企業を見つめる米国】
つぎは、1946年わが国企業を管理統制した米国を観ていきます
国家の場合、多角度からの考察が必要と成ります
米国の場合、とくに合衆国ですから視点が多くなります

財閥解体作業においても1946年当時の米国の軌道を見合わせることも必要です
その視点が国家のどこよりなのか、、、、
ルーズベルト大統領をみることでもトルーマン大統領を分析することでもなく、
初代大統領の軌道が連綿と受け継がれておりますから、これをみる、、、
今回は、独立宣言布告日より、大統領制稼働日より、大統領所属政党発足より、
それぞれに視点考察をおこないます

A)視点を独立宣言布告日よりとします

独立宣言:1776年7月4日

1776年(申) 7月(午)

2 7 9    3 8 1
1 3 5    2 4 6
6 8 4    7 9 5

X1・X6    X3・X9   ▲2

これをみると

J場2・X3 と H場X1・2による、準破壊数▲2数が目につきます
労働力の問題であり、労働の質の劣化問題であり、労働者のあつかいの問題、
製造業の問題であり、難民の問題でもある、外国人労働者の問題でもある
労働省発表の失業率、雇用者数、失業保険申請数に目を光らせるのはよいが、
3億総季節労働者化によるエキスパートの減少は深刻な製造能力の劣化を
引き起こしてくるようにみえる

もう少し掘り下げると

J場は大衆・外国人を示すともいえる、そこに2数・3数ですから過剰な流入が
大衆を圧迫するともいえる、H場は1数・2数ですから、テロ活動、不法入国、
J場・H場で不正流入者による大衆圧迫とも読めるし、有色人種問題、
テロ活動の活発化、難民への弾圧等社会問題化、とも読める
おそらくどちらかが問題化というより、同時発生化でしょう
そのなかには対日問題も2数ですから含まれる
今、その2018年、米国内を観ています


波動を観てみましょう

1776年~1778年  3申・3申
1779年~1781年  4酉・2未
1782年~1784年  5戌・1午
・・・
・・・
1944年~1946年  5辰・1子
・・・
・・・
2001年~2003年  6亥・9巳
2004年~2006年  7子・8辰
2007年~2009年  8丑・7卯
2010年~2012年  9寅・6寅
2013年~2015年  1卯・5丑
2016年~2018年  2辰・4子
2019年~2021年  3巳・3亥
・・・

となります

去年よりはじまる「順流2辰・逆流4子」の波動は、その労働力劣化、生産性鈍化、
難民問題、外国からの労働力流入などを背負って深刻化する2018年にむかう

ということは、そこに外国からの流入規制をしない国家の軌道があるわけです
いま米国を「国家視点」で、みております

手法に問題があり、騒動をおこしている大統領ではあるが、
方向性の読みには、裁判所より先見性がある
かもしれない

財閥解体時にはどのようになっていたかも観てみましょう
1946年当時は

1946年  

1 6 8    
9 2 4  
5 7 3
   
X1・X8
       
順流5辰    逆流1子

4 9 2   9 5 7 
3 5 7   8 1 3
8 1 6   4 6 2

X6      X5・X6

となります

日本を象徴する2数理は、G場で2・7、B場で6・2となります建国年では、
G場で9・1、B場で4・5となりますA場は5・1建国年ではA場3・4となります
これを一括で読みますと、
B場4・5で情報管理の位置に、6・2ですから主従関係の構築です
G場9・1で古い物事の刷新に、2・7ですからその方法は外科手術です
A場5・1で完全な管理統制です

つぎに

今日の米国波動の順・逆もみていきましょう

2017年
   
9 5 7   
8 1 3   
4 6 2   

X6・X8      

 順流2辰    逆流4子

1 6 8   3 8 1
9 2 4   2 4 6
5 7 3   7 9 5

X3・X8   X3・X8   ▲1

となります

もともと米国は
A場3・4で新しいものフロンティアスピリットです、そこに2・4で回帰志向が
始まっている、、、来年は鮮明に出てきます、同時に反転思考で外を見ながら、
国内志向となります、国内活性化「もう一度古き良き時代を謳歌しようではないか」
といったところでしょうか、それだけに、国内テロ発生にはキレやすい怖さがある

同時に詳細情報に振り回されて、行動化が後手後手を踏むことになるところがある
国内世論による、おしくらまんじゅうでの膠着混乱でしょう
今、国家としての視点で2018年を見ております

B)視点を米国大統領制よりとしましょう

初代大統領就任:1789年4月30日

1789年    4月

6 2 4   4 9 2
5 7 9   3 5 7
1 3 8   8 1 6

X5・X9   X6

波動は

1789~1795  7酉・7酉
1796~1802  8戌・6申
1803~1809  9亥・5未
・・・
・・・
1943~1949  2未・3亥
・・・
・・・
1999~2005  1卯・4卯
2006~2012  2辰・3寅
2013~2019  3巳・2丑
・・・

となります

1946年当時には、どのような位置取りで大統領は見ていたのか
企業をどのように方向づけるつもりであったのでしょう 〈省略〉

1946年    9月

1 6 8   3 8 1      
9 2 4   2 4 6
5 7 3   7 9 5

X1・X8   X2・X3   ▲1

 順流2未    逆流3亥   

1 6 8   2 7 9
9 2 4   1 3 5
5 7 3   6 8 4

X5・X8   X1・X2   ▲9

となります

現在の米国大統領の視点ではどう映るのでしょうか 〈省略〉

1789~1795  7酉・7酉
1796~1802  8戌・6申
・・・
・・・
1999~2005  1卯・4卯
2006~2012  2辰・3寅
2013~2019  3巳・2丑
・・・
・・・

2017年

9 5 7
8 1 3
4 6 2

X6・X8

順流3巳    逆流2丑

2 7 9   1 6 8
1 3 5   9 2 4
6 8 4   5 7 3

X1・X4   X8     ▲9

となります

C)大統領所属政党よりの視点ではどうなるのでしょう
  
現在の大統領は共和党所属であるし、1946年当時の大統領の所属は民主党です
はじめに民主党の成立と波動をみてゆきます

1825年(酉) 10月(戌)

6 2 4    1 6 8 
5 7 9    9 2 4
1 3 8    5 7 3

X5・X9    X1・X8   ▲4

1825~1831  7酉・7酉
1832~1838  8戌・6申
1839~1845  9亥・5未
・・・
・・・
1944~1950  6寅・8辰
・・・
・・・
2007~2013  6亥・8未
2014~2020  7子・7午
・・・

となります

結党は、1825年10月ですか、成立しております
1946年当時は民主党大統領で波動数理は「6数寅・8数辰」となります
波動盤をとりましょう

順流6寅     逆流8辰

5 1 3   7 3 5
4 6 8   6 8 1
9 2 7   2 4 9

X3・X7   X2・X9   ▲9

となります

順流6寅・逆流8辰ですから革新的な考えのもとに中央集権を目指しておりますが、
6数は国家の破局数ですから、現れてくるモノは差別的な中央集権構築です
もともと7酉・2戌ですから、「硬い・古い」が民主党の持ち味としてのモノ
興味深いのは、この持ち味が共和党とネジレ現象であらわれていることです
常に共和党を意識し、意識から解かれることのない政党のようです
いま、民主党の潜在心をみております

つぎに

現在の大統領は共和党所属です、これをみてゆきましょう 〈省略〉
共和党は1854年結党となります

1854年
 
8 4 6
7 9 2
3 5 1

X4・X6

現在の波動は「順流9申・逆流9申」です

順流9申    逆流9申

8 4 6   8 4 6
7 9 2   7 9 2
3 5 1   3 5 1

X3・X4   X3・X4

1854~1862  9寅・9寅
1863~1871  1卯・8丑
・・・
・・・
1998~2006  7午・2戌
2007~2015  8未・1酉
2016~2024  9申・9申

となります

つぎに

現在の大統領は2017年1月就任、これをみていきます 〈省略〉
1月ですから2016年節となります

2016年申   1月丑

 8 4 6   1 6 8 
 7 9 2   9 2 4
 3 5 1   5 7 3

 X3.X4   X8     ▲6

となります


【具体的問題】
三菱重工と米国のあいだには地域航空機の問題が起きています
表向きの問題としては、総重量が約1トン重いのが引っかかっている
表向きの問題ですから、今後も燃料問題とか、機内セッティングとか、
出てくるわけですが、事のはじまりは経済産業省の小型ジェット機開発案から、
2002年に発表されたものです

ところで
三菱重工の場合、設立は財閥解体により、1946年9月に代替わりして
おりますから、これを設立年月として観ていくことになります

1946年    9月

1 6 8    3 8 1
9 2 4    2 4 6 
5 7 3    7 9 5

X1・X8    X2・X3   ▲1

となります

この設立年が、潜在的な不安と疑念を産み出している米国の準破壊数▲2です
みずからが、解体したのに、今日追いついてこられるとその亡霊に恐怖感が
出てくるわけです、そこまで成長してきている日本企業を誇りにこそ思える
が、これからはその辺を理解しない企業では、米国とは向き合えない

また

具体的な問題として下図のように

 x3・x3       9・3・4   …....単数 
  三 菱   重 工 業
  3 ・12  9・3・13   ...…複数  
▲15画    25画  /   40画
  6数    7数   /   4数

「三菱」に象徴される企業名3・12画が、具体的な恐れの起因ともなっている
米国の破局数X6でもあり、X3・X3ともなる米国の破局数です
特に、6数理は軍需産業化を示す数理ですから
なおさら不安感をあおりたてることになる、
事案内容がジェット機ですから、、、、

いずれにしても三菱が米国に進出するときは「時をわきまえること」です
MRJの「本格事業化」は2008年3月28日 です

2008年    3月

9 5 7    3 8 1
8 1 3    2 4 6
4 6 2    7 9 5

X5・X6    X3・X6   ▲9

となります

三菱重工の100%子会社である「三菱航空機」設立は2008年4月1日です
節入り前の3月節になります

2008年    3月節

9 5 7    3 8 1
8 1 3    2 4 6 
4 6 2    7 9 5

X5・X6    X3・X6   ▲9

となります

「本格事業化」にしても、「三菱航空機」設立にしても、2008年の発起、
米国の不安・X1を助長させるだけで、理解を得るには程遠い
今後は方策転換を考えるときに差し掛かっている

そんな折

米国へ試験飛行におもむく矢先ちょっとした事件がありました
2016年8月27日初号機のシステム異常発生です
このことにより、大幅な運行遅れとなり次なる
新たな難題があたえられたわけです
運航予定は2020年以降とされました

2016年    8月

8 4 6    5 1 3
7 9 2    4 6 8
3 5 1    9 2 7

X3・X4    X7・X9   ▲1

となります

この飛行中のシステムトラブルこそ、「辻占合わせ」のごとく、
米国の嫌悪感をジェット機自体が体現しているわけです
「馬鹿げたことを」と思われる方はご随意に

この年月時間帯は米国の独立宣言年月破局数X6・X9そのものです
これほど日本の大企業は今日警戒されてきているわけです

年月、時間帯、波動、、、、いろいろに分析、解析していく場合にも、
それだけを見つめていても、俯瞰することをわすれたり、過去からの流れを
理解していないと、問題が残ってしまう

今回、必要なところ、問題となるところを吟味し、
全体としては書きしるしていないところが沢山あります、各自精査ください
題材にとりあげた企業にも、その非礼を深くお詫び申し上げます


以上、



あとがき
  米国にとっては頭が痛い問題、、、、
  お伺いを立てる時期、上奏する時期ってものが
  これほど大切であることを思い知らされる事案もありません
  また、占断を職業にしているかたたちについても、大企業の分析では、
  どうして誤差が出てきていたのかも理解できただろうと考えます
  「幽霊の正体見たり枯れ尾花」です


2017・5・4   内容追加


2017・5・7   内容追加


2017・5・11  内容追加と移動 

  
2017・6・7
  40年以上まえに開発されたNASAの宇宙服が、現在の制作技術の劣化により
  作れないでいる現実は、これから迎えようとする米国の未来を予感させる